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沙和良のどーでもいい日常の吐き溜めなり。ホームページの更新とかもちょくちょく。……予定。
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1945年8月15日

あ、あれ……? 一ヶ月、過ぎて……?

気にしない。気にしない。

ま、いいや(´ー`)
本題。

とか言うけど、いろいろ臆病者なので、隠すです。
タイトルから察しといて下さい(目逸らし)

どうでもいいけど「終戦のエンペラー」観てきました(´▽`)←








終戦記念日。
小学生のころからこの時期は戦争に関わる番組がいっぱい特集されてますね。
あんまりテレビを見ないので、特集番組はチェックしてないんですけど(笑)

12日に、御巣鷹山関連のブログ記事を観まして、その記事に


「日本人にとって夏という季節は
沖縄戦終結
広島・長崎の原爆投下
終戦
そして日航機事故と、『命』に向き合う季節なのかもしれません。」
(引用:http://ameblo.jp/takumi-kobe55/entry-11589584049.html)


という文がありまして、とても共感しました。

この記事は飛行機事故についての記述しかないのですが、今日は終戦記念日です。
Twitterでもトレンドに「終戦記念日」が入っていました。

愚かな考えかもしれないのですが、小学生か中学生の時に「記念日なのに、どうして祝日じゃないんだろう」と思いました。
憲法記念日も建国記念日も祝日。天皇誕生日だってその日はお休み。
終戦記念日も「記念日」なんだから祝日でもいいじゃないか、と。
気になったので母に聞いてみたら
「負けたことを祝ってどうするの」と言われました。
その時は納得していました。ついでに、8月は世間一般的に夏休みなので、祝日はなくてもいいのかとかまで考えました(笑)

でも、いま改めてどうして終戦記念日が祝日ではないのか、ちょっとよく分からなくなったんです。
無論、負けたことを祝う人ってあんまりいないとは思います。オリンピックでも負けた人を「おめでとう」なんて声かけませんし。ただの嫌味にしか聞こえないです(笑)

だけど、終戦記念日というのは「負けた」記念なのでしょうか。

太平洋戦争、ひいては第二次世界大戦が終わったという記念日。それは一体どういう意味なのでしょうか。

この日を単純に「戦争が終わったよー。平和になったよー」という意味合いで取るのなら、戦争で亡くなった方たちを侮辱しています。兵士として戦場で亡くなった方も、空襲や虐殺で亡くなった方も、その遺族の方も全てを否定して踏みにじるくらい侮辱しています。

終戦記念日と敢えて銘打つことで「昔こんなことがあった。忘れないように後世に伝えなくてはいけない」という意味でしょうか。それもありそうですが、これだけでもないような気がします。

私自身歴史学者でのなんでもないので、自分で調べられる範囲で調べて考えていることなので正しい正しくないは置いといて、私はこの「終戦記念日」を『楔のようなもの』と考えています。

『楔』と聞くとマイナスイメージが強いかもしれませんが、前述したとおり「忘れないように後世に伝える」という意味は含まれていると思います。それだけではないのは「忘れないように」というよりは「忘れたくても忘れられない」からだと思います。

私は戦争を経験していませんが、様々な平和学習で経験者のお話を聞いたことがあります。
そのお話を聞くたびに凄惨な場面しか思い浮かびませんでした。広島や長崎、沖縄の平和記念公園に行ったことがある方はたくさんいると思います。展示品を見て気分を悪くする修学旅行生は毎年いるとか。

あの場所に行って何も感じずに済むことが出来る人はいないんじゃないかと思います。

多分、その感情こそが戦争に対する人にの中に打ち込まれる『楔』ではないでしょうか。

戦争は良くないことです。
平和教育を受けてきた私たちは自然とそう思います。

では何故良くないことなのでしょうか。


人を殺すのが悪いことだから。
動物は殺してもいいの?

大勢の罪のない人が死ぬから。
罪のない人ってどんな人?

そもそも武力で解決するのが良くない。
言葉で言っても分からないから武力に頼るんじゃないの?


屁理屈言っているのは自覚ありますが(笑)こんなことを考えてしまいます。
他にもいっぱい理由はありますが、多分世界中の人を納得させられる答えはないんでしょうね。

一応私が考えた「戦争が良くない理由」は

「多分だけど、経済状況悪くなる。もしかしたら経済が悪化して戦争に突入するかもしれない。すると必然的に今の生活水準を保てる人は少ない」

とか言う、経済的事情(笑)

もちろん悪化しない可能性もありますよ。自国が戦場じゃなきゃ、もしかしたら割を食わないかもしれませんし。化石燃料が豊富で持久力が高い国とかももしかしたら。※ただの勝手な推測ですよ。

逆に戦争が起こることで儲かる人はいますね。「死の商人(わからない人は自力で調べて下さい)とか」。少なくとも日本の戦後の発展は朝鮮戦争が大きくかかわっているのは事実です。

戦争で甘い汁を吸えるのも事実なんですよ。戦時中に科学がとても発展したのも事実です。インターネットとか元々軍で使用されていましたから。

原子力の平和利用ということで、原子力発電が産まれました(東日本大震災以降反原発の方に世論が強くなりましたが)。

こんな感じに、経済方面で見るとこんなメリットもあります。

このメリットのおかげで戦争がなくなるのも難しい気がしてます(ただし、その恩恵を受けることが出来るのは一部です。いいですか、一部です)。

ただ、もう一つ私が戦争を反対する理由はあります。

有名な孔子の言葉です。
「己の欲せざること人に欲せざることなかれ」

要はそういうことです。
殺されたくないです。家族に戦場に行ってほしくないです。負けたからって奴隷みたいな扱いを受けたくないです。友達がいつの間にか死んでいてほしくないです。自分の国の言葉を喋れなくなりたくないです。自分の国の神様を信じられなくなりたくないです。

だから、他の人にもしたくないです。

私が嫌だと思うことは、多くの人が嫌がることじゃないでしょうか。

自業自得というか、因果応報というか、自分が相手に強要したことをされて文句を言うことは許されるのでしょうか。

私も自分のことを棚に上げて文句を言ってしまうことはたくさんありますから、偉そうに言えるわけではないのですが、このように考えることは大事だと思います。


話が二転三転してる気がするんですけど、あともう一転くらいしておきます(笑)


「戦争」と聞けば「命の重み」を考える。
多分、それが平和教育なんだろうと思います。
このように考えられることは、誇って良いことでしょう。

たまーに、ぽやーっと『命の重み』を何の気なしに考えてみたりはしています。

昨今、「死ね」とか「殺す」とか抵抗もなく使える人がちらほらいますね。もちろん悪いことですが、ただ、その言葉の本当の意味を根本では理解できていないんじゃないでしょうか。

いつぞや思ったのですが、この世に『死』を知ってる人はいないんじゃないかと。家族や友人、恋人、親しい人や近しい人が亡くなれば誰だって悲しいだろうし、赤の他人でも訃報を聞いて楽しい気持ちになる人はいないでしょう。

だけど、…………極端だし、とてもとても当たり前なんですけど、『死んだ』ことがある人はいませんよね(臨死体験とかしたことある人いるかもしれないですけど)。

そういう意味では『死』を知る人はいないかなぁって……。

誰もが『生きている』人の目線で『死』を考える。
そりゃ、そーだ。だって、死んだ後どうなるのか誰にも分かりませんから。

『死ぬ』ということは、一体どういうことなのか、誰もが想像しかできません。
苦しいのか、楽になれるのか、誰にも分からない。

だからこそ、本当の意味で『命の重み』が分からない。

でも、一個だけわかることありますよね。
「死んだ人は生き返らない」。

これだけは死ななくても経験できる。

きっと、だからこそ人は「死」を忌避するのでしょうか。
永久に戻らないからこそ「命」を遵守する。
年を重ねれば、重ねるほどその重みが分かるのかなって、思います。

私もまだ十分「若者」ですし、戦争なんか経験したことないし、出来ることならしたくないし、絶望的な喪失感を味わうような近親者の死を経験したことないし、なんか言いたいことよく分かんなくなるくらいには文章稚拙だし(笑)、色々知らないことはたくさんあるしで、すっごい未熟者です。

本当はこういうの、書くの怖いです。
どっちつかずで、事なかれ主義で、自分の言いたいこととかうまく言えなくて、人見知りなチキンですが、ちょっとでも勇気出そうかなって、書きました。

多くの人に読んでほしいなーとは思いません。電子の海に埋もれてもいっかな、とは思います(´▽`)アハハ

あんまり堅苦しいのは苦手なので、ところどころ砕けていますが、重く語っても意味ないかなって思います。



もうすぐ(4時間もない)日付が変わりますね。今日は終戦記念日。
慰霊をするのに善も悪もありません。そうしたいと思うから、そうするんでしょう。

先祖崇拝、とはちょっと違うかもしれませんが、死者を畏れ、敬う。これは日本だけの考えではないと思います。

あ、そう言えば今お盆。
戦時中の魂が現世に還ってくる時期ですね。

こんな時間ですし、黙祷しましょうなんて言いませんけど(笑)、現世に還ってきた魂を気持ちよく優しく温かく迎えて送りましょう。


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